医院承継

手を握る医師

近年、団塊の世代を牽引してきたクリニックの院長・理事長が高齢化を迎え、引退を考えるケースが急速に増えております。
また、院長が病気などで診療を継続出来なくなり、慌てて後任の医師を探して欲しいというご要望を受けたことも有りました。

当社は、医薬品卸という立場ですので、日ごろから先生と頻繁に顔を会わせ、経営に関する相談に関わらせて頂く機会も多く、先生方の人生の大きな節目である「医院承継」のご相談を数多く頂いております。
しかし、時には継承者が見つからず閉院になってしまうという場合も有ります。

地元で地域医療の中核を担っており、患者さんも多く、採算も十分成り立っている医療機関が無くなってしまうという最悪のケースを一軒でも無くしていくことが、100年以上に渡って地域の医療に関わってきた当社の使命であり、社会貢献にも繋がると考え、私たち「開業支援チーム」の大きな柱として「医業承継」にも力を入れております。


承継のメリット

  • 既存の患者がいる為、経営が軌道に乗るまでが早い。
  • 医療機器などの初期コストがかからない。
  • 銀行借り入れがスムーズに交渉できる。
  • 従業員の採用を簡素化できる。
  • 周りの先生方との関係作りも早くできる。

承継のデメリット

  • 建物が老朽化している場合、修繕の時期などを考慮する必要がある。
  • 既存の設計に制限され、自由度が効かない部分がある。

その他にもメリット・デメリットとも数多くあると思われますが、これから開業を考えられる先生方にとっては、患者数が有ある程度読める上、開業資金を抑えることが出来るというのは大きなアドバンテージだと思います。これからの医院開業の選択肢の一つに加えて頂ければ幸いです。

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