【日医】ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況2023年度版を公表|千葉de医院開業

2024年10月10日

聴診器

日本医師会はこのほど、日医総研ワーキングペーパーNo.485「ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況(2023年度版)」を公表した。全国で稼働している地連NWの平均運用年数は9.3年、1地連NWあたりの平均参加施設数は143.0施設であった。

 

平均システム構築費用(累積)は2億5,409万1千円、2024年度の平均年間運営予算は1,185万円、1参加施設あたり163万4,761円、1患者あたり1万2,770円の構築費用がかかっている。全国医療情報プラットフォームの創設が見込まれる中、運用している地連NWに与える影響の有無についての問いでは、「影響があった」はわずか24箇所(10.6%)、「影響はなかった」が203箇所(89.4%)と大半を占めた。

 

連携の状況では「連携の検討はしていない」86箇所(37.9%)が最も多く、次いで「把握していない」51箇所(22.5%)、「他の地域で好事例があれば連携・検討したい」37箇所(16.3%)、「連携する予定はない・行わない」33箇所(14.5%)の順に多かった。

 

■関連サイト:https://www.jmari.med.or.jp/result/working/post-4511/

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