【厚労省】2020年薬事工業生産動態統計年報の概要、その他の代謝性医薬品が伸長|千葉de医院開業

2022年1月7日

統計データのイメージ

厚労省は12月28日、2020年薬事工業生産動態統計年報の概要を公表した。

 

2020年における医薬品最終製品の生産金額は9兆3,054億円で前年の9兆4,860億円と比較すると1,806億円(1.9%)の減少となった。直近の前年比の推移では、2016年は1.8%減、2017年は1.5%増、2018年は2.8%増、2019年は37.3%増、2020年は1.9%減となっている。

 

医薬品薬効大分類別生産金額で最も高いのは「その他の代謝性医薬品」の1兆2,436億円で全体の13.4%を占め、前年比881億円(7.6%)の増加となった。内訳は他に分類されない代謝性医薬品が54.8%を占め、糖尿病用剤が34.2%、痛風治療剤5.6%の順であった。次に生産金額が高いのは腫瘍用薬の13.1%、次いで中枢神経系用薬11.4%、循環器官用薬10.1%、血液・体液用薬6.9%と続いている。用途区分別では、医療用医薬品の生産金額は8兆5,195億円で1.7%減、要指導医薬品・一般用医薬品の生産金額は7,859億円で4.5%減となった。また、構成比で見ると、医療用医薬品が全体の91.6%を占め、要指導医薬品・一般用医薬品は8.4%を占めた。

 

■関連サイト:https://www.mhlw.go.jp/topics/yakuji/2020/nenpo/

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