【厚労省】2024年度以降に適用される時間外労働の上限時間を年960時間と提案|千葉de医院開業

2019年1月19日

厚生省のビル外観

厚労省は1月11日、医師の働き方改革に関する検討会を開催し、勤務医に適用する時間外労働の上限時間案を提示した。

 

時間外労働の上限時間案は、診療従事勤務医に2024 年度以降に適用される原則水準を年960 時間、特例的な地域医療の確保に配慮した特例水準(地域医療確保暫定特例水準)は年1,900~2,000 時間と設定、いずれも月100 時間未満とする案が提示された。

 

ただし、地域医療確保暫定特例水準は原則水準を超える労働を認めるが、28 時間の連続勤務時間制限と9 時間の勤務間インターバルの確保や、代償休暇の取得をセットで義務づけて、最低限必要な睡眠が取れる仕組みが考案された。原則水準より高い地域医療確保暫定特例水準のほか、若手医師の技能向上の特例水準に対しても上限時間を設定し、どちらも終了目標年限は35 年度末として段階的に引き下げながら一本化を目指す方針となっている。

 

■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03209.html

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