【厚労省】ACPを踏まえた高齢者の医薬品適正使用の指針の追補版案を提示|千葉de医院開業

2019年1月30日

ドクターの働き方改革

厚労省は1月25日、高齢者医薬品適正使用検討会を開催し、昨年5 月にまとめた「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)」の追補版の案をもとに議論した。

 

追補版案では病態や生活、療養環境の変化に対して的確に対応できるよう、医師や薬剤師などの医療従事者が留意すべき事項を療養環境別に整理した。高齢者の療養環境は、「外来・在宅医療・特別養護老人ホーム等の常勤の医師が配置されていない施設」「急性期後の回復期・慢性期の入院医療」「その他の常勤医師が配置されている介護施設等」の3 つに区分した。

 

高齢者の処方の確認・見直しを検討する過程においては、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の手順を組み込みながら、ポリファーマシー対策や薬物療法の適正化においても、患者・家族の意向を確認・尊重することが重要だとした。

■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205302_00002.html

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