【厚労省】平成30年「国民健康・栄養調査」の結果、所得により生活習慣等に有意差|千葉de医院開業

2020年1月16日

厚生省のビル外観

厚労省は1月14日、平成30年「国民健康・栄養調査」の結果を公表した。現在習慣的に喫煙している者や健診未受診者、歯の本数が20歯未満と回答した者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、200万円未満の世帯員で有意に高い結果となった。また、歩数の平均値においても世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、男女ともに200万円未満の世帯員で有意に少ないなど、生活習慣等に関する状況を所得別に比較すると有意な差が見られた。

 

この他、栄養バランスのとれた食事をしている者の割合は4割超だが、所得別では差がみられ、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上食べることが「ほとんど毎日」と回答した者の割合は、男性45.4%、女性49.0%であった一方、所得別でみると「ほとんど毎日」と回答した者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、男女ともに200万円未満の世帯員で有意に低かった。

 

今回初めて「加熱式たばこ」等の喫煙状況について調査した結果、現在習慣的に喫煙している者が使用しているたばこ製品は、「紙巻きたばこのみ」、「加熱式たばこのみ」、「紙巻きたばこ及び加熱式たばこ」の割合は、男性では68.1%、22.1%、8.5%、女性では76.1%、14.8%、8.8%となった。受動喫煙の状況では、自分以外の人が吸っていたたばこの煙を吸う機会(受動喫煙の機会)を有する者の割合について場所別にみると、「飲食店」では36.9%と最も高く、次いで「路上」30.9%、「遊技場」30.3%となり、いずれも3割を超えていた。

 

■関連サイト:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08789.html

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