【がん研究センター】がんの3年生存率は約70%、3年と5年の部位別の生存率集計|千葉de医院開業

2018年9月13日

国立研究開発法人国立がん研究センターの外観

国立研究開発法人国立がん研究センターは9月12日、全国のがん診療連携拠点病院等から収集した院内がん情報を用いて、2011年3年生存率集計と、2008〜09年5年生存率集計の報告書を公開した。

 

5年生存率は集計に時間を要するため、治療の見直しなどに役立てる目的で3 年生存率が初めて公表された。全がんの5年生存率の実測生存率は58.5%、相対生存率は65.8%であったのに対し、全がんの3年生存率は実測生存率が66.3%、相対生存率が71.3%となった。

 

3年の部位別では膵臓15.1%、肺49.4%、食道52.0%、肝臓53.6%となり、全体よりも低い生存率となった。この他、高い生存率は胃74.3%、大腸78.1%、子宮頸部78.8%、子宮体部85.5%、乳房95.2%、前立腺99.0%などとなっていた。

 

■関連サイト:https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0912/index.html

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