【厚労省】2017年社会医療診療行為別統計、診療行為や薬剤使用の状況把握|千葉de医院開業

2018年6月27日

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厚労省は6月21日、2017年社会医療診療行為別統計の概況を公表した。この統計は、毎年6月審査分の全レセプトデータをもとに、医療保険から被保険者に給付される診療行為の内容や薬剤の使用状況を把握し、医療保険政策の基礎資料とすることを目的に実施されている。

 

医科入院の1件当たり点数は5万1,989.7点、1日当たり点数は3,398.6点、1件当たり日数は15.30日となった。医科入院外の1件当たり点数は1,341.6点、1日当たり点数は853.7点、1件当たり日数は1.57日だった。医科入院外における院外処方率は74.8%となった。
診療報酬明細書(医科入院外)及び調剤報酬明細書1件における使用薬剤の薬剤種類数は、院内処方で3.46種類、院外処方で3.77種類、年齢階級別にみると院内処方、院外処方とも「75歳以上」で「7種類以上」の割合が高くなっていた。

 

使用薬剤の薬剤点数の構成割合は、入院では「腫瘍用薬」18.2%が最も多く、「中枢神経系用薬」13.2%、「生物学的製剤」11.3%と続いている。院内処方でも「腫瘍用薬」14.9%が最も多く、次いで「循環器官用薬」14.2%、「その他の代謝性医薬品」13.4%、院外処方では「循環器官用薬」18.6%が最も多く、次いで「中枢神経系用薬」14.2%、「その他の代謝性医薬品」13.0%の順となっている。

 

後発医薬品の使用状況は総数16.0%、入院12.9%、院内処方15.1%、院外処方16.3%となり、薬効分類別の薬剤点数に関する構成割合は、入院では「抗生物質製剤」22.5%、院内処方では「循環器官用薬」26.0%、院外処方でも「循環器官用薬」25.4%が最も多くなっている。

 

■関連サイト:http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/26-19.html

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