診療圏調査レポートの例)習志野市奏の杜|千葉de医院開業

2018年7月23日

モリシア津田沼

JR津田沼駅、京成津田沼駅、新京成津田沼駅、など鉄道での移動には大変便利なことも有って、「奏の杜」の人口増加が急速に進んでおります。現在普及している診療圏調査のソフトの元になる人口統計は、平成27年の国勢調査を元に作られているケースが多く、近年の急速な人口の増加が反映されていない、逆の言い方をすると、医療機関が不足している場所で有っても表に出てこない場所の代表と言えるのではないかと思います。

 

習志野市奏の杜の診療圏マップ例

 

習志野市奏の杜の患者数予測結果

 

添付資料の診療圏分析では、小児科の需要予測の数字は、良いとは言えないレベルの結果しか出てきません。しかし現実は、各小児科のクリニックは、患者さんが多く予約が取れなくて遠くの医療機関を探して行くしかないという話を地元の住民の方たちから聞いています。「是非小児科を誘致してください」という切実な依頼も来ている状況です。

 

実際に平成30年5月の習志野市の人口動態調査の結果を見てみると、平成27年の5月と比べて奏の杜だけで1600人余り人口が増えています。以下の10歳以下の年齢別の人口を見てみると、近年急激に子供の数が増加していることがわかります。

 

習志野市奏の杜の年代人口数

 

次回の国勢調査は2020年の予定で、その結果が診療圏調査に反映されるのは2022年になる見込みですので、それまでは機械的に患者数を算出するソフトの場合、思いのほか低い数字しか出てこない為、注意が必要です。そういった意味では小児科に限っては、奏の杜は開業候補地のひとつと言えます。

 

お子様の教育問題や奥様やだんな様の勤務地への利便性などから是非ご検討頂ければ幸いです。

開業医の声

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